赤旗日曜版に赤川次郎氏の書き下ろし読み切り小説

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の8月9日・16日合併号。
最終面のインタビュー「ひと」に藤井聡太棋聖が登場した今号では見開きの22・23面にて、ミステリ界の巨匠たる赤川次郎氏の書き下ろしの読み切り小説「さよなら」が掲載された。

赤川氏は識者として「しんぶん赤旗」に、日本共産党に期待する趣旨のコメントを過去に何度も寄せてくれた人だが、自身の本業たる小説を同紙に寄せたのは初めてだと思う。
「さよなら」は千数百字程度の分量。
ジャンル的にはいわゆるショートショートであろうか。
赤川氏は過去にショートショートの作品を収録した単行本を複数発行しており、その手腕を初めて読む赤旗日曜版読者も少なくなかろう。

「さよなら」は、主人公の和人が小学6年生の頃を回想する筋立てで物語が進行する。
ショートショートの分量で、真向かいに住んでいた直子の引っ越しや彼女の父親の死といったドラマを盛り込むあたりは、さすが赤川次郎だと言わせてもらいたい。
「はれときどきぶた」をほうふつとさせる塚本やすし氏の挿絵も、いい味を出している。

日刊紙・日曜版あわせて「しんぶん赤旗」の小説欄には佐野洋、あさのあつこ、重松清といった巨匠が連載を担当してきた。
今回の読み切りを機に、ぜひとも赤川氏には赤旗日曜版での連載小説を着手してほしいと願う次第である。

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