赤旗日曜版に鴻上尚史さん

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の最新号、3月21日号に作家・演出家の鴻上尚史さんが登場した。
カラーの3面にて、佐藤直樹氏との共著『同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか』(講談社)の宣伝で、板倉三枝記者のインタビューに応えている。

「しんぶん赤旗」30年弱の読者である私の記憶によれば「小劇場界の神様」と呼ぶべき実績を持つ鴻上さんが赤旗に出演したのは、今回が初めてではないかと思う。
私自身、鴻上さんの赤旗出演は驚きであった。
なぜかと言うと、共産党関係者の人づてに「鴻上尚史は共産党嫌いらしい」て噂話を聞いたことがあったもので。
鴻上さんがこの記事を読んだらガッカリすること請け合いなので、そうなったら謝罪する所存である。
こんな場末のブログを目にすることはないだろうが。

インタビューは4年前に上梓(じょうし)したベストセラー『不死身の特攻兵』(講談社)に言及しつつ、戦時中の国防婦人会と隣組、そして現代のネットと同調圧力のシステムの移り変わりを解説。
私が感心したのは、以下の鴻上氏の告白である。
「『赤旗』に載ると、保守の人たちに攻撃されるかもしれない。それでも出ることにしたのは、同調圧力は、右も左も関係ないのだと伝えないとヤバい、と思ったからなんです」
このくだりを読んで、私は上記にあった「鴻上は共産党嫌い」という風評が、頭からパアッと消えた気がした。
こんな書き方をすると「アベノマスク」を思い起こすけど。

インタビューの後半は、1950年代後半の勤評闘争に関わる父親の回想、自身も高校時代に生徒会長となっていま話題の「ブラック校則」にあらがった経験を語った鴻上さん。
著書の宣伝にとどまらない多岐にわたった内容で、非常に読みごたえがあった。
ぜひ今後も、折に触れて赤旗に登場してほしいと切に願う。

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