「匿名」とともに「実名」での誹謗中傷も同等に批判されるべし

プロレスラー・木村花選手の突然の死は日本ならず世界を駆け巡った。
改めて故人のご冥福を祈ります。

木村選手は世界でも有名なリアリティーショーの番組に出演し、それを契機に1日100件レベルの誹謗中傷を受けていたことがクローズアップされている。
SNS上の誹謗中傷に対する法規制の抜本的な改善には与野党の政治家も口をそろえて賛同しており、待ったなしの課題と言っていいだろう。
木村選手の件については、問題点や今後の課題を整理する意味で伊藤和子弁護士の寄稿が参考になる。→ https://news.yahoo.co.jp/byline/itokazuko/20200524-00179998/

個人的に法規制を議論する上で考慮してほしいのは、誹謗中傷てのは匿名だけでなく、実名でもガンガンやられているよと言うことである。
たとえばジャーナリストの伊藤詩織氏の性暴力被害について、加害の当事者とされている山口敬之氏が雑誌『月刊Hanada』にて、雑誌ぐるみで彼女を攻撃した例がある。
参考→ https://buzzap.jp/news/20191218-yamaguchi-itoshiori-hanada-ogawaeitaro/
また自民党の杉田水脈衆院議員は雑誌『新潮45』でLGBTカップルを「生産性がない」と誹謗中傷し、全国的な抗議が巻き起こったことは記憶に新しい。
参考→ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-07-29/2018072914_01_1.html
あくまでそれらの攻撃は雑誌などのメディア上で行われたものであるが、賛同者がそうした攻撃をSNSで拡散しているのだから木村選手への誹謗中傷と根っこは同じだと思う。
そしてヘイトスピーチな。
もう10年近く、桜井誠に代表されるような実名で活動する連中がヘイトデモをSNSで宣伝し、その模様を動画で拡散して在日外国人を脅しつける状況が続いている。

そうした実名で、SNSを悪用して差別や誹謗中傷を加える連中もキッチリ法で裁かれるような枠組みを国会で議論の上につくってほしい。
自民党は特に肝に銘じてほしいね。
山口氏は安倍晋三首相の友人として名高いし、杉田氏は安倍首相の肝いりで比例当選した実績があるからなあ。

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