赤旗日曜版に辻真先さんロングインタビュー

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版、最新の2月28日号。 最終36面の草彅剛さんのインタビュー「ひと」が印象的だが、11面には作家・辻真先さんが登場している。 およそ3~5回に分けて載せるロングインタビュー企画「この人に聞きたい」の2回目だ。 私にとって辻さんと言えばアニメの脚本家というイメージだ。 たとえば「サザエさん」は加藤みどりのタイトルコールの後にスタッフがテロップで紹介されるが、脚本担当の欄に辻さんの名前が出ていたのを覚えている。 もっとも辻さんは私が生まれるずっと前から売れっ子作家で、第2回では生まれ育った名古屋での子ども時代、名古屋大学卒業後に入局したNHK時代を振り返っている。 辻さんがテレビ草創期のドラマ「バス通り裏」のスタッフだった頃を語っているが、読んでいて声を出して笑ってしまった。 こんなん今の時代にやったら即炎上。 どういう内容かは、お手数だが現物を購入して確認していただきたい。 辻さんは国政選挙とかで「日本共産党に期待します」的なコメントを寄せてくれる著名人の一人である。 私も「赤旗」(当時の「しんぶん赤旗」の呼称)読みだして間もない大学時代、辻さんの名前を見つけて「へー、共産党支持してくれてるのか」と驚いた記憶。 ただ少年時代は軍国主義教育を受けた影響で共産党にはアレルギーがあったのだとか。 戦後になって共産党にもいろいろな党員がいると知り、考えを変えたという。 ちなみに辻さんの父親は自民党衆院議員の辻寛一氏だ。 第3回以降の…

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旭爪あかねさんの詩「こんなときこそ」

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」14日付は、ある種異色の紙面と言ってよかろう。 最終14面、昨年11月に亡くなられた作家・旭爪あかねさんの詩「こんなときこそ」を掲載している。 その全文は、赤旗の公式サイトで読むことができる。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-02-14/2021021414_01_0.html いつ書かれた詩なのかは不詳であるが、詩の内容から察するに、おそらく昨年4月に発令した新型コロナの緊急事態宣言のさなかに書かれたのではとみている。 読む側としては「旭爪さんが亡くなる数カ月前の作品か…」と身構えてしまったが、その筆致はむちゃむちゃ生命力があるんだよね。 新型コロナの感染拡大という未曽有(みぞう)の事態においても、市民が声を上げて少しずつでも政治は前に動いてきた。 だから病床にある私も希望を持って生きてみせる…そういう揺るぎない決意が詩の一片一片から伝わってくる。 読み返してみて、旭爪さんがこの世を去ったことをにわかに疑ってしまう自分がいた。 でも現実は、旭爪さんはもういない。 そのことをかみしめて、改めて社会を変える一員であらねばならない…そう思っている。 「こんなときこそ」は、茨木のり子の詩「六月」が引用されている。 民主文学を代表する小説家として名を残した旭爪さんだが、詩人である茨木に惜しみないリスペクトが随所にちりばめられている。 そうした要素も含めて、素人考えで非常に恐縮だが「こんなと…

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阪神・淡路大震災26周年に思う

既に日付は変わったが、きのう1月17日は阪神・淡路大震災の26周年の日であった。 当時、現地の惨状をテレビで見て呆然(ぼうぜん)とした人は、私を含めて多いであろう。 私は大学生だったが「何かしなきゃいけない」と立ち上がる共産党員の学友に呼応して、募金の呼びかけ活動に参加した。 共産党の清水ただし衆院議員は、阪神・淡路大震災のボランティア活動をきっかけに入党している。 四半世紀以上がたった阪神・淡路大震災だが、決して過去の問題ではない。 「しんぶん赤旗」17日付の記事では、依然として災害復興住宅の孤独死が耐えないことを報じている。→ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-01-17/2021011701_02_1.html 新型コロナ対応に無為無策の菅自民党政権、および吉村維新大阪府政を見るだに、もし再び阪神・淡路大震災のような大都市を襲う地震が発生したらと考えるとぞっとするものがある。 このような惨禍は二度と繰り返さないためにも自公維政治にノーを厳然と突きつける必要があると、阪神・淡路大震災26周年に思う。

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赤旗の坂本龍一さんインタビュー

「しんぶん赤旗」1月3日付に、1面トップで坂本龍一さんのインタビューが掲載された。 ビッグネームの登場に共産党支持者であり、赤旗読者の私は心が躍ったが、インタビューのあるくだりを読んで正直言ってゲンナリしたってのがある。 坂本氏が「共産党が党名を変えたら支持率は格段に上がると思う」と言っているところね。 坂本氏本人は党名にアレルギーがないが、アレルギーを持つ人は多いだろうから…て付け足しているのが、発言に保険をかけているようで特にひっかかったなあ。 共産党には期待するからこう言っている…みたいな感じでそのくだりは結んでいたが。 共産党員のみならず、後援会員とか共産党と深い結びつきのある人なら一度や二度は「党名変えたら」と言われたことがあると思う。 私も共産党の街頭宣伝を手伝ったときに、知らないおっさんから「共産党は名前変えないのか」て話しかけられたことがあった。 共産党は来年創立100周年を迎える、日本どころか世界でも老舗中の老舗の政党だ。 共産党自体は今さら党名を変えて、積み上げてきた歴史をリセットすることなど検討もしないだろう。 政策は支持しているし議席を伸ばしてほしいけど、どうしても「共産党」の名前は…と思っている方は「JCP」の通称を使えばいいと私は考えるのだが、どうかね。

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「よしキッチン」と「ちづ子ポートレート」

「しんぶん赤旗」18日付の記事から。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-12-18/2020121814_01_1.html 年の瀬の27日に日本共産党が「JCPサポーターまつりオンライン」を開くてことで、山下芳生副委員長が企画として「よしキッチン」を収録した。 主に独り言で自公政権に怒りながら食材を刻んだり火にかけたりする山下氏の動画の特別版、といったところか。 収録せずに生配信でやればいいのに…と思ってしまったが、いろいろ難しいかね。 ケガとかされたらシャレにならんもんなあ。 記事のタイトルにある「ちづ子ポートレート」とは、私が「サポーターまつり」でやってほしい企画の一つである。 「よしキッチン」のようにもじれていなくて恐縮だが、高橋千鶴子衆院議員をメインにすえた企画の提案。 以前も記事にしたが、高橋氏は筋金入りの漫画少女だった。→ https://standingah19.at.webry.info/202002/article_7.html?1608315049 最近は菅義偉首相と自党の志位和夫委員長の似顔絵を上げて反響を呼んだ。 なのでこれこそ生配信で、即興で高橋氏が似顔絵を描くコーナーを設けてほしい。 本番まであと1週間だが「サポーターまつり」担当者の方にご一考願う。 こんな場末のブログを読んではいないだろうけど。

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赤旗日曜版最新号で「桜を見る会」特集

東京地検が安倍晋三前首相サイドに事情聴取をしたなど、新展開を見せている「桜を見る会」問題。 一連の「桜を見る会」スクープでJCJ賞を受賞した「しんぶん赤旗」日曜版の最新12月6日号は、この問題に改めて踏み込んだ特集記事を載せている。 ちなみに1面見出しに「安倍氏"確信犯"」とあるが、私と同様赤旗日曜版読者である知人が「これ誤用ですよね」と指摘していた。 全体的に読み応えある特集なのだが、個人的に面白かった(と言うのもなんだが)のは昨年11月、あの参院予算委員会で田村智子副委員長の追及に対する安倍氏答弁のくだりである。 田村質問の元ネタとなった昨年10月13日号の赤旗日曜版スクープは「桜を見る会」前夜祭の費用補てんには触れていなかった。 田村氏も質問では前夜祭についてさらりと触れた程度だったが、安倍氏は詳しく聞かれてもいない前夜祭について「各個人がホテルに直接払い込みをしている」と答弁しとったんだよね。 まあ推理小説でも2時間サスペンスドラマでも、参考人が聞かれてもいないことをペラペラ語る場面があったら「におうな」と警察側が感じるってのがセオリーですわね。 で、こうした安倍氏の前夜祭費用補てんの説明てのは、田村質問の1週間後に行った「ぶら下がり質問」でもやっていた。 あ、あのときの話かとピンと来る人も多いだろう。 いきなり官邸詰めの記者に招集かけたやつな。 田村質問以降、桜問題に口をつぐんでいた安倍氏が急にぶら下がりをやるなんて不自然だな…と当時思ったものだが、赤旗日曜版…

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維新がすんなり引き下がるわけもなく

最近、大阪の話ばかり記事にしてしまうが。 大阪市廃止を問う住民投票が反対多数となり、吉村洋文府知事などは「僕自身はもう都構想を持ち出さない」てな発言をしていた。 「僕自身は」に引っ掛かった部分もあるが、これを聞いた当初は(わりとあっさりした態度だな)と思った。 実際、私の周囲で大阪市存続に喜んだ人も同様の感想を持っていた。 もちろん、あの維新があっさり引き下がるなどと考えられなかったのだが。 嫌な予感は当たった。 しかし、こうも早く仕掛けてくるとはね。 引退宣言をしていた松井一郎市長が「都構想を否決されたときの対案」として、広域行政の権限を知事に移す「広域一元化」を条例として制定すべく、来年の2月議会に持ち出す予定だと表明した。 「しんぶん赤旗」6日付記事のURLはこちら。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-11-06/2020110617_02_1.html 最初から維新の連中は、住民投票の結果に従うつもりなどさらさらなかったようだ。 どこまで市民を愚弄すれば気がすむのかね。 しかし大阪市を存続させる状態で、市の権限と財源を府に吸い上げるなんてやり口はもはや「都構想」関係ないんじゃないの。 そのへんの、維新の連中の「対案」とやらで浮かび上がる矛盾を突く取り組みを徹底させて、三たび大阪市つぶしの亡霊を葬り去るしかない。 それにしても、宮本百合子は生前の随筆だったと思うが「平和は眠りを許さない」て言葉を残していた。 …

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赤旗日曜版に赤川次郎氏インタビュー

「桜を見る会」報道でJCJ大賞の授賞式に山本豊彦編集長らが出席して以降、初めて発行した「しんぶん赤旗」10月18日号。 2面に授賞式の様子が報じられているが、隣の3面に作家の赤川次郎氏がインタビュー出演していた。 赤川氏と言えばこの夏、赤旗日曜版に掌編小説「さよなら」を掲載した。 それについて書いた私のブログ記事はこちら。→ https://standingah19.at.webry.info/202008/article_4.html 「さよなら」は原稿用紙4枚ほどの作品だったが、星の数ほどの小説を世に送り出した赤川氏でもかなり大変だったらしい。 しかし赤川氏が影響を受けたという中学時代の担任が「よかった」とメールを送ってきたと、うれしそうに語っている。 それにしても72歳の赤川氏の中学時代の担任となると、新卒だと推測しても80歳以上か。 さぞ赤川作品に出てくるような、バイタリティーあふれる高齢者なんだろうな。 赤川氏は内閣発足後1カ月の菅義偉首相にもチクリと入れている。 パンケーキ報道にもうんざりしたようだが、菅氏が官房長官時代に望月衣塑子・東京新聞記者の質問を妨害していたことを「いじめ」だとキッパリやっていた。 「あんなことやって恥ずかしくないのか」とまで話している。 ほんとあの「ご指摘は当たらない」てのは、首相になってからの学術会議問題とか、代表インタビューなどのマスコミコントロールと地続きだよな。 コロナ禍においても7~8本の連載を抱えて、今なお健筆を…

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JCJ大賞を受賞した赤旗日曜版の授賞式

「桜を見る会」の一連のスクープ報道がJCJ大賞を受賞した「しんぶん赤旗」日曜版の編集部。 このほど山本豊彦編集長らが授賞式に出席し、13日付に山本氏のスピーチ要旨が掲載された。 記事のURLはこちら。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-10-13/2020101304_01_0.html 日刊紙の方ではあるが「しんぶん赤旗」はつい先日にもスクープを上げた。 菅首相の日本学術会議への人事介入の件ね。 なので「橋幸夫に似ている」と某週刊誌に書かれたことのある山本編集長は、いっそう自分たちの仕事について誇らしい気持ちでスピーチしただろう。 しかし「桜を見る会」も日本学術会議の件も、赤旗のスクープの取り方がよく似ているな。 「桜の見る会」のスクープは、山本編集長が語ったようにインターネット上の公的な情報を取ることが肝となった。 先日の日本学術会議の件も、任命を拒否された一人である松宮教授がフェイスブックに書いた記事を発端とした。 またこれはあまりよくない類似点だが、どちらもマスコミの出足が鈍かった。 共産党の田村智子が国会で鋭く安倍首相を追及しても、マスコミは後追いの腰をなかなか上げなかった。 そして学術会議の件。 これも全世界に発信した松宮教授の記事がソースなわけだから、赤旗と横並びで他のマスコミ紙がバンと取り上げると思うだろう。 しかし赤旗と同じ日付できちんと報じた大手紙はなく、結果的に赤旗のスクープとなった。 …

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杉田発言を口頭注意で収める下村博文氏の過去

少し更新をさぼってしまって申し訳ないが、前回の記事の続きみたいなものである。 前回記事はこちら。→ https://standingah19.at.webry.info/202009/article_7.html 自民党の杉田水脈衆院議員の暴言には燎原(りょうげん)の火の如く怒りが広がっている。 「しんぶん赤旗」9月30日付は婦団連の抗議行動を報じた。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-09-30/2020093005_01_1.html 杉田氏の議員辞職を求める署名も10万人以上集まったという。 その怒りの行動をあざ笑うかのような挙に出たのが、自民党政調会長の下村博文衆院議員。 何と口頭注意ですませた。 処分ですらない。 時事通信の記事はこちら。→ https://www.jiji.com/jc/article?k=2020093001108&g=pol ここで思い出すべきは、下村氏の過去の言動であろう。 2年前、テレビ朝日女性記者に対する福田財務事務次官のセクハラ事件。 下村氏がこの件でこう暴言を吐いたことを当時の「しんぶん赤旗」が報じていた。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-04-23/2018042301_03_1.html 以下は記事の全文である。 自民党の下村博文元文科相(衆院議員)は22日、都内で行われた講演会で、福田淳一財務事務次官によるテレビ…

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赤旗日曜版スクープ、安保法制と米国の秘密公電

菅義偉内閣発足にぶつけたわけではないだろうが、JCJ大賞を受賞した「しんぶん赤旗」日曜版が、さっそくスクープを飛ばした。 9月20日号のトップで、安倍政権が安保法制を強行した2015年9月、在日米大使館が本国に伝えた秘密公電5件の内容について、一部非開示ではあるが暴露している。 なおスクープにあたり、twitterで「共産党のスパイが公文書を盗み出した」と決めつけるアカウントがいたが、それは違う。 記事の冒頭に説明があり、赤旗編集部が米国の情報自由法を活用して開示請求をかけたものが開示された。 いわゆる正攻法で得た資料である。 生き恥をさらしたアカウントは米国に抗議するのが筋だと思うが、そんな度胸は彼にはないでしょうね。 公電の内容は、14年に従来の集団的自衛権の憲法解釈を閣議決定や、15年の強行成立について米側が「日本の軍隊は特定の条件のもとで同盟国への攻撃に対処することが認められる」「歴史的偉業」と評価。 ”米国の戦争に役立つようになった”と賞賛している。 それにしても、あの安保法制の議論から5年以上がたつのか。 当時の安倍首相は、ニュース番組に出て「生肉」とネット上で言われた模型を活用して安保法制を正当化しとったなあ。 その当時から「しんぶん赤旗」はじめ心あるメディアや識者は「米国の戦争に日本の自衛隊を駆り出すもの」、まさに「戦争する国」にするための法案だと安保法制を批判していた。 その批判の正しさが、安倍政権を飼いならした米国自身の言で証明されたと言ってよかろ…

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赤旗日曜版「桜を見る会」報道がJCJ大賞

このブログでも何度となく取り上げてきた日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の「桜を見る会」報道。 その一連の報道に対して、このほど、日本ジャーナリズム会議(JCJ)が年1回主催するJCJ賞の大賞がおくられた。 私はつい「前にも赤旗は大賞取っていなかったっけ」と勘違いしたのだが、まごうかたなき大賞初受賞である。 「桜」報道が一躍有名になったのは何といっても昨年11月、テレビ中継を入れた参院予算委員会での田村智子副委員長の質問だった。 ただそこに至るまでに紆余曲折(うよきょくせつ)があった。 共産党は5月13日、衆院の委員会質問に立った宮本徹議員が「桜を見る会」を取り上げた。 当時の赤旗記事のURLはこちら。→ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-05-14/2019051403_01_1.html 宮本議員は公的行事の「桜を見る会」が、安倍政権の間に予算を3倍化した件をただした。 菅義偉官房長官と宮本議員のやりとりをとらえた記事は、以下の通り。 菅義偉官房長官は「総理大臣が各界で功績、功労のあった方々を招き懇談する内閣の公的行事だ」「必要な経費」と正当化しました。 宮本氏は「安倍内閣で功労をあげた人が急に増えたのか。招待の基準は不透明だ。こういう支出の増やし方は国民の理解を得られない」と批判しました。 いやあ、今となってはなかなか味わい深いやりとりだね。 宮本議員も当時は、安倍首相自身が関わった疑惑を持つ案件だとは思っ…

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「しんぶん赤旗」テレビ・ラジオ欄で安倍政権報道をまるっと総括

先ほど「しんぶん赤旗」の公式サイト(https://www.jcp.or.jp/akahata/)をのぞいてみたら、既に7日付の紙面がPDFで読めるようになっていた。 台風10号接近のため配達できない地域もあるってことで、そこら辺を配慮したらしい。 せっかくなので、普段の赤旗公式サイトでは見られない紙面を紹介しよう。 9面は月曜日の週1回、1ページの紙面まるまる使ってのテレビ・ラジオ特集欄。 PDFのURLはコチラ。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-09-07/20200907-009.pdf 紙面の3分の2が、この間の安倍政権報道の批判ものである。 トップは市民団体「放送が語る会」が、主に「ニュースウォッチ9」(NHKテレビ)、「報道ステーション」(朝日系)、「NEWS23」(TBS系)の3番組で新型コロナ問題をどう報じてきたか、その検討結果をまとめたことを伝えている。 こうした市民団体の取り組みを大々的に報じるてのは、各一般大手紙のテレビ・ラジオ欄ではそうそう見られないんじゃない? 「放送を語る会」の検証内容は手厳しい。 中でも「ニュースウォッチ9」はボロカスの類である。 他の民放2番組と比して、同番組は野党が国会開会を要求した件それ自体を取り上げなかったという。 つまり公共放送たるNHKは、政府与党の憲法53条違反をスルーしたってことだな。 ちなみに「放送を語る会」の検証結果は、同会の公式サイトでPDFの報…

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赤旗日曜版の神山征二郎氏連続インタビュー

日本共産党の機関紙、日刊の「しんぶん赤旗」が、21日付で通算2万5000号を迎えました。 おめでたいことですが、今回の記事は赤旗日曜版からのネタです。 最新の8月23日号には、映画監督の神山征二郎氏のインタビュー連載「この人に聞きたい」の第4回が載っています。 この回で神山氏は1981年、大澤豊、後藤俊夫の各監督との「こぶしプロダクション」結成参加から、2000年の映画「郡上一揆」製作までを語っています。 赤旗記者には悪いが、個人的には今回のインタビューは残念だな。 神山氏が監督した1993年の映画「月光の夏」をスルーしているから。 映画公開の翌年、私は大学の学園祭でやっていた「月光の夏」の上映会に参加していたもんで。 そんな私の個人的な思いはあれど、赤旗日曜版のインタビューの内容は充実している。 「郡上一揆」は神山氏の故郷である岐阜県が舞台だが、とにかく制作時は資金が集まらない。 ある組合系の団体が1億5000万円出資する約束だったが、クランクイン2カ月前に立ち消えというね。 主演の緒形直人さんが1年以上スケジュールを開けた中、神山氏は海外逃亡を考えたという。 しかしJA(農協)の協力などがあり「郡上一揆」はついに完成した。 私の記憶だと、緒形さんの妻を演じた岩崎ひろみさんがこの時期に深夜バラエティーに出演。 番組の最後に「郡上一揆」の宣伝コーナーが放送されたことをおぼろげながら覚えている。 「郡上一揆」については、当時の評論家から「農民にしてはきれい…

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安倍首相が「休めない」のはバチが当たったから説

ここ数日、麻生太郎とか甘利明とかの側近が「安倍首相を休ませるべきだ」などとほざき、マスコミに書かせている。 安倍首相の体調不良がどうとか検査がどうとかと結びつけて権力側は語りたいようだが、こちら庶民は首相に一言。 「バチが当たったんだよ」 これですませていいと思う。 何しろ安倍首相は、かつて国会にて過労死遺族を前に大笑いしていたような御仁だからな。 以下はtwitterアカウント赤旗政治記者が2年前に上げた画像付きツイート。→ https://twitter.com/akahataseiji/status/1011837567824642049 (@akahataseijiのツイートから) 当時、なぜか写真を合成だとわめいた人もいたようだが、実は写真は日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」2018年6月27日付のもの。 そのころ国会で議論し、後に成立を強行された「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の問題点を指摘した記事だ。 URLはこちら。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-27/2018062701_04_1.html 記事中では、国会論戦で明らかになった高プロ制度の実態が書かれている。 「高プロで『自律的に働ける』としていた安倍首相は26日、『労働時間を画一的な枠にはめる発想を乗り越える』と答弁。長時間労働の歯止めを外すことが目的だと明らかになりました」 「残業の『上限規制』も、単月100時間…

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終戦記念日に日本の加害の歴史を考える

つっても、もう日付は変わりましたが。 きのう8月15日は終戦記念日。 日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」同日付は、2・3面見開きで「日本の植民地支配と侵略戦争」という特集を組みました。 2面では「日本がアジア唯一の帝国主義国として、アジア諸国にたいする侵略と戦争の道を進みました」として、その道のりを説明。 いくつかの文章を抜粋し、赤字で紹介します。 太字部分は引用者である私によるもの。 「日本は1910年に韓国を併合し、19年、独立万歳を叫ぶ朝鮮民族の独立運動(三・一運動)を徹底的に弾圧しました」 「37年には北京近郊で中国に駐屯する日本軍と中国軍が衝突したのを機に、中国への全面侵略戦争を開始。南京では虐殺事件を引き起こしました」 「侵略戦争の進展とともに韓国では多数の女性が『慰安婦』とされ、多くの徴用工が過酷な労働に従事させられました。また、『皇民化政策』として朝鮮人固有の姓を廃止して日本式の名前を名乗らせる『創氏改名』が強行されました」 「日本の侵略戦争は、2000万人を超えるアジア諸国民と300万人を超える日本国民の命を奪いました」 私が「しんぶん赤旗」記事から引用したのは、当時の日本による他国民への加害をおさらいした部分です。 三・一運動の弾圧とか南京大虐殺とか「慰安婦」問題とか創氏改名とか。 そうした過去の日本による他国民への加害や支配の歴史というのは、私は一応約30年前の学生時代に授業で学ぶことができましたが、育鵬社の教科書もどきなんぞが跋扈(ばっこ…

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赤旗日曜版に赤川次郎氏の書き下ろし読み切り小説

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の8月9日・16日合併号。 最終面のインタビュー「ひと」に藤井聡太棋聖が登場した今号では見開きの22・23面にて、ミステリ界の巨匠たる赤川次郎氏の書き下ろしの読み切り小説「さよなら」が掲載された。 赤川氏は識者として「しんぶん赤旗」に、日本共産党に期待する趣旨のコメントを過去に何度も寄せてくれた人だが、自身の本業たる小説を同紙に寄せたのは初めてだと思う。 「さよなら」は千数百字程度の分量。 ジャンル的にはいわゆるショートショートであろうか。 赤川氏は過去にショートショートの作品を収録した単行本を複数発行しており、その手腕を初めて読む赤旗日曜版読者も少なくなかろう。 「さよなら」は、主人公の和人が小学6年生の頃を回想する筋立てで物語が進行する。 ショートショートの分量で、真向かいに住んでいた直子の引っ越しや彼女の父親の死といったドラマを盛り込むあたりは、さすが赤川次郎だと言わせてもらいたい。 「はれときどきぶた」をほうふつとさせる塚本やすし氏の挿絵も、いい味を出している。 日刊紙・日曜版あわせて「しんぶん赤旗」の小説欄には佐野洋、あさのあつこ、重松清といった巨匠が連載を担当してきた。 今回の読み切りを機に、ぜひとも赤川氏には赤旗日曜版での連載小説を着手してほしいと願う次第である。

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東京都医師会の尾崎会長が赤旗日曜版で語ったこと

新型コロナウイルス感染症対応のため「早く国会を開くべきだ」と先日の会見で訴え、一躍大ブレイク(という言い方もなんだが)を果たした東京都医師会の尾崎治夫会長。 この尾崎会長は、会見と時期を同じくして日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の8月2日号にインタビュー出演を果たしていた。 赤旗日曜版にて、感染防止のための統一したルール・指針を国がリードしてつくる、新型コロナ感染症専門病院を設置し、その役割を公立・公的病院が担う…などを尾崎会長は提案。 おそらく冒頭に紹介したマスコミ会見と内容はいくらか重複しているだろうが、私は尾崎会長が「新自由主義」を公然と批判したことに驚いた。 以下の赤字は赤旗日曜版記事の引用。 「コロナ禍は、すべてを市場原理、競争原理に任せる新自由主義的な政策の問題点をあぶりだしました」 「経済効率優先では医療を担う人を育てることができません。やはり新自由主義ではダメです」 「医療は財政面を含めて国がしっかり支えるべきです。自民党内でもそう考えている人たちがいます」 先に紹介したマスコミ会見以降に出回ってきた情報によると、尾崎会長は自民党員を公言しているらしいね。 自民党にとって大票田である医師会の幹部となるとたいていは自民党員だろうと思うが、そんな立場の尾崎会長が公然と、自民党の事実上の「党是」に等しい新自由主義の推進に「ダメだ」と待ったをかけた。 自民党員たる尾崎会長が、自民党にとって不倶戴天(ふぐたいてん)の敵である共産党の機関紙でそう語った。…

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赤旗にスーパーボランティア尾畠さん登場

先ほど時刻は午前0時を回り、7月15日と日付は変わった。 日本共産党の創立98周年記念日である。 おめでとうございます。 壮大な記念日にかかわらず記事の本題はいわゆる小ネタになりますが、ご容赦のほどを。 「しんぶん赤旗」日刊紙の7月14日付で、豪雨被害に遭った大分県日田市での共産党のボランティア活動の記事が載っている。 記事のURLはこちら。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-07-14/2020071401_03_1.html 天ケ瀬温泉で日隈知重市議ら9人が2グループに分かれ、泥出しや清掃に従事。 そこで、あのスーパーボランティアの尾畠春夫さんと一緒に活動したというのだから驚きだ。 以下の赤字は本文の引用。 日隈氏ら5人は、スーパーボランティアの尾畠春夫さんや学生らとともに旅館床下に入り込んだ大量の土砂を土嚢(どのう)に詰めて外に出す作業をしました。 他のメディアの報道によると、大分県は尾畠さんの地元らしい。 さぞ日隈市議らは、いっそう身の引き締まった思いで泥出しをしたことだろう。 尾畠さんのコメントが記事中にないのは、個人的に残念ではあった。 しかしこれをきっかけに、ぜひとも尾畠さんには赤旗への「再登場」をお願いしたい次第である。

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赤旗日曜版リレーコラム「風の色」日野美歌さんの回

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版、最新の7月12日号。 7月上旬の九州豪雨水害による熊本県内の生々しい被災状況について、現地取材団が共産党の調査活動も交えてルポをしている。 しかし今号で印象に強く残ったのは、女性著名人が週替わりで執筆するリレーコラム「風の色」。 今号の執筆者は歌手の日野美歌さんで、自身の名前について触れている。 恥ずかしながら私は、このコラムで日野さんの名前が本名だと初めて知った。 演歌歌手って芸名を付ける人が非常に多い印象があったし、また「美歌」ってのがよくできた芸名だなあと思っていて。 名付けたのは母親で、日野さんが彼女のおなかの中にいたころNHKラジオで聴いた「のど自慢」のチャンピオンが「みか」という女性だったことによる。 ラジオなので当然、優勝者の名前はどういう字か分からないが、お母さんは「こんなに上手なんだから、絶対美歌に違いない」という思い込みがあったとのこと。 日野さんの父親が国鉄(JR)のうたごえ運動の創立者の一人であることは、過去に彼女が赤旗のインタビューで語っていた。 その父親が、母親の所属する電電公社(現NTT)の合唱サークルの指導に訪れたことがきっかけで、両者の交際が始まったと今回のコラムで日野さんは紹介している。 「37年の歌手人生のなか、辞めたいと思ったことは一度も無かった」 「私は生まれる前から歌手になる運命だったのかもしれません」 と後段で、美歌と名付けてくれた両親への感謝がつづられた感動的なコラ…

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赤旗日曜版であさのあつこ新連載小説

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版最新号の7月5日号。 児童作家・あさのあつこ氏の連載小説「彼女の物語」がスタートした。 あさの氏は赤旗日曜版の小説欄では過去に「グラウンドの空」などを執筆しており、おなじみの執筆者と言ってよいだろう。 絵と題字は佐々木こづえ氏が担当。 人口は100万をわずかに超える県庁所在地の都市が物語の舞台だ。 私は読んでいて、てっきり、あさの氏の故郷である岡山県の岡山市がモデルなのかなと思った。 しかし少し調べてみると、岡山市の人口は70万人台のもよう。 隣県の広島市は人口約120万人だそうだが、ふむ。 物語の主人公は10年前、宅地造成されて間もない団地の一画に引っ越し、夫と高校生の息子、小学生の娘と暮らしている間もなく41歳となる女性・咏子(えいこ)。 彼女は団地に移り住んでからの習慣として、帰宅の際には坂の下のバス停から坂道を歩き、上りきったところで夕焼けの街並みを眺めるという。 そんなルーティンをこなした7月のある日の夕方、咏子は中央駅のある都市の中心地近くで一筋の煙が上がっているのを目撃した。 胸騒ぎのした彼女は、中央駅近くの学習塾に通う高校生の息子・翔琉(かける)に連絡を取ろうとする。 …というのが「彼女の物語」の初回のあらすじといったところだ。 温かみある日常の物語と思ったが、煙のくだりにミステリーの味わいを感じて、ここはさすがあさのあつこと思わされる。 コロナ禍で子どもたちが休校を余儀なくされ、家にこもらねばならない…

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赤旗日曜版最新号に俳優の北村有起哉さん

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版、最新の6月28日号。 最終面の名物インタビュー企画「ひと」に、俳優の北村有起哉さんが登場しました。 今や名優・北村和夫さんの息子という但し書きが必要ないほどの売れっ子となった北村さん。 実は彼、1~2年に1度の頻度で、自身の出るドラマや映画や舞台の宣伝でインタビュー出演する「しんぶん赤旗」の常連俳優であります。 今回の「ひと」出演は7月9日~26日、東京・新国立劇場の舞台「願いがかなうぐつぐつカクテル」の宣伝。 ミヒャエル・エンデ原作のファンタジーで、北村さんの役は枢密魔法顧問官イルヴァイツァー…というといかめしい感じに見えますが、大塚武治記者の筆では「ドジな魔法使い」と書かれています。 同年代ということもあり、私にとって北村さんは好きな役者の一人です。 彼はテレビドラマだとトゲのある、エキセントリックな役柄の多いイメージですが「サイレント・プア」(NHKテレビ)で深田恭子に頼られる区の課長みたいな堅物の役も非常にはまるんですよね。 「願いがかなう…」の魔法使いは「世界を滅ぼす」という悪魔との契約を交わした、いわゆる悪人ではあるんですが、北村さんなら魅力的に演じてくれると思います。 さて、インタビューの終盤ではあの検察庁法改定案が話題に上ります。 実は北村さん、自身が「15年続けている」ブログで同法案への抗議を表明していたのですね。 そのブログ記事はこちら。→ https://lineblog.me/kitamura_y…

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#宇都宮けんじさんを都知事にしよう

東京都知事選挙が始まった。 各種世論調査では(なかには毎日新聞のような人気投票レベルの調査内容で法に抵触する指摘のあるやつもあるが)、大方の予想通り、現職の小池百合子氏がリードしている。 それ自体は予想していたことであるし、前回の都知事選は鳥越俊太郎氏が序盤の世論調査でリードしながら、ふたを開ければ小池氏がまくって圧勝したという「前例」がある。 元東京都民の私としては、できる形で野党統一候補の宇都宮けんじ氏を押し上げるしかない。 「しんぶん赤旗」21日付では、19日夜のネット番組「とことん共産党」に宇都宮候補が出演した詳報を記事にしていた。 記事のURLはこちら。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-06-21/2020062101_04_0.html 以下の赤字は私が記事中で「これだ」と思った部分の引用である。 「宇都宮氏は、小池知事が保健所を大幅に減らしたことを反省せず、コロナ禍のもとでも都立・公社病院の独立行政法人化を撤回しないなど『感染症に備える医療体制の整備をしていないのは深刻な問題だ』として、PCR検査体制の抜本的拡充や医療現場への財政的支援の必要性を強調しました」 「『自分は都立の定時制高校出身』だという白石氏は、小池都政のもとで定時制高校が廃校に追い込まれ、『定時制の卒業生からも「宇都宮さんに知事になってもらって定時制を守ってほしい」という声がある』と紹介。宇都宮氏は『定時制高校の維持拡充は私の重要政策の中…

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赤旗日曜版で木村花選手の事件を特集

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版、最新の6月14日号。 32・33面の見開き特集で、リアリティーショー番組「テラスハウス」出演者でプロレスラーの木村花選手が自殺した件を取り上げていた。 #KuToo呼びかけ人で俳優の石川優実さん、弁護士の太田啓子さんと佐々木亮さんが登場し、それぞれ見解を述べている。 石川さんは木村さんの死を「人ごととは思えません」と第一声で語っている。 石川さんのtwitterのリプ欄を見れば分かるが、彼女自身も深刻な誹謗中傷の被害者である。 コメントでは、中傷を「受け流せ」と言われることにも言及。 言っている当人は善意のつもりなんだろうなと私は思うが、石川さんは「そのこと自体が被害者に責任を負わせ、誹謗中傷を助長します。二次被害を生む加害行為です」とはっきり指摘した。 SNSでの誹謗中傷という問題を解決する上で、大事な視点だと思う。 太田弁護士は、自身もネットに膨大な中傷を書き込まれた経験を語り、その上で「性差別への批判を攻撃、中傷するというのは、それ自体が露骨な女性蔑視です」と語っている。 思い出すのは「宇崎ちゃんは遊びたい」の献血ポスターの件だな。 漫画キャラの宇崎のバストを露骨に強調した絵を公的なポスターに使用するのはいかがなものか…という指摘を外国人男性がツイートした。 太田弁護士は同調する形でそのツイートをRTしたのだが、なぜか誹謗中傷は外国人男性でなく、彼女に集中したというね。 太田弁護士はアムネスティ・インターナショナルの実…

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ブルーインパルスと普天間米軍

5月28日の航空自衛隊ブルーインパルスの編隊飛行の件。 「しんぶん赤旗」31日付では2面の囲み記事で「賛否両論」と報じていた。 竹下岳記者の署名。 記事では医療従事者への感謝をうたった編隊飛行は5月前半に行った米軍の「アメリカ・ストロング作戦」の模倣であること、例の屋上に集まっていた医療関係者は自衛隊中央病院の職員であることを指摘。 その上で、安倍政権に対し「本当に医療従事者に『感謝』しているのなら、米軍の模倣まがいのパフォーマンスではなく、過去最高規模に膨れ上がった軍事費を削り、厳しい状況にある病院経営を支える」などの支援に力を尽くすべきだと苦言を呈していた。 実はブルーインパルスの編隊飛行の約3週間前、8日の午後4時すぎに米海兵隊普天間基地所属の大型ヘリコプター5機が沖縄県宜野湾市の上空を編隊飛行していた。 もちろんブルーインパルスのような曲芸飛行でなく(ヘリコプターに曲芸飛行ができるかは知らんが)、れっきとした軍事訓練の一環である。 「しんぶん赤旗」24日付でその件を詳しく報じている。→ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-05-24/2020052413_02_1.html 少し長い引用をする。 「米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属のCH53E大型ヘリコプター5機が、同市野嵩の緑ケ丘保育園の真上を編隊飛行し、その先の入砂島射爆撃場水域で実弾射撃訓練をしていたことが分かりました。同園には2017年12月7日、同型ヘリ…

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赤旗日曜版に俳優・古舘寛治さん

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版、最新の5月31日号。 渡辺えりさん(日本劇作家協会会長)と小泉今日子さん(企画・制作会社明後日代表取締役)のオンライン対談が話題となっている今号だが、最終36面のインタビュー企画「ひと」には俳優の古舘寛治さんが登場した。 映画にドラマに出演作品の多い彼だが、紙面では「ツイッターで政治的発信続ける」との見出しを付けている。 インタビュー内容は、先日巻き起こった検察庁法改定案への抗議などSNSでの発信にかける思いと、20代にニューヨークで5年間演技を学んだなど役者人生の回想で構成されていた。 政党機関紙の赤旗日曜版といえど、基本的に「ひと」に出演する有名人てのは何かしら宣伝目的があって出ている。 役者なら映画ドラマ舞台、作家なら新著、歌手ならシングルやアルバム…といったふうに。 そして記事中ではそれらの作品について語る場面があるのだが、今回の古舘さんはそれがないってのが珍しい。 まあ古舘さんの場合はtwitterの宣伝で出演したのかもしれない…冗談だけど。 ただSNSで政治的発信やっています、って著名人の皆さんは、古舘さんに続く形でぜひ赤旗日曜版「ひと」に出てほしいと長年の支持者として期待したい。 今年52歳の古舘さんは、このほど「コタキ兄弟と四苦八苦」(テレビ東京系)で、連続ドラマ初主演を果たした(滝藤賢一さんとのダブル主演)。 遅咲きのイメージを持ってしまうが、私が初めて彼の芝居を見たのが9年前の「妖怪人間ベム」(日本テレビ系)…

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赤旗日曜版に「ぴあ」小林取締役

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」最新の5月17日号。 今週は検察庁法改正案関係で国会が大荒れし、今週号の赤旗日曜版も1面トップからその問題で特集を組んでいる。 同じく1面からインタビュー出演したのがチケット販売最大手の「ぴあ」取締役の小林覚氏だ。 テーマは新型コロナウイルス対策としてのライブ・エンタメ業界への補償問題。 このブログでも取り上げたが、音事協会長でホリプロ社長・堀義貴氏に続くエンタメ業界からの赤旗出演である。→ https://standingah19.at.webry.info/202004/article_4.html?1589571671 小林氏は4月29日、衆院予算委員会での志位和夫委員長の質問を視聴したそうで「客観性があり、大変説得力がありました」と評価している。 だから赤旗にも快く取材オファーに応じたって感じかな。 小林氏の話で「おっ」と思ったのは2011年以降、日本のライブ・エンターテインメント業界の市場規模が約2倍に急成長したというくだり。 転機は東日本大震災、と小林氏。 被災地の人々を励ます取り組みが広まり、市場規模まで押し上げたという点で「感動」も人間に不可欠なライフラインだと述べている。 「ぴあ」の矢内廣社長は首相官邸のヒアリングに呼ばれた際、経費分となる「実績の5~8割をめどに補てん」を求めたという。 堀社長のインタビューとも重なるが、政府の自粛要請にいち早く応じたライブ・エンタメ業界は逼迫(ひっぱく)した状況にある。 芸能人・…

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赤旗日曜版で大林宣彦監督追悼

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版、最新の4月26日号。 30面にて「追悼 大林宣彦監督」と見出しを付けた湯浅葉子記者の文が掲載され、10日に亡くなった映画作家の大林氏をしのんでいる。 名優チャールズ・ブロンソンを起用した「マンダム」のCM映像を手がけるなど、気鋭の広告ディレクターから映画作家に転じた大林氏。 長髪のパーマとサングラスがトレードマークで、自ら積極的にテレビ番組に出演していたイメージがある。 私が高校時代によく見ていた生放送の深夜バラエティー「三宅裕司のえびぞり巨匠天国」(TBS系)。 アマチュア作家の映像作品を審査する1人として大林はちょくちょく登場し、出品者はもちろん司会の三宅にもちょいちょい毒舌を吐いていたことを思い出す。 大林氏の作品と言うと、たいていの人は「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の尾道三部作など1980年代の作品を代表的なものとして語りそうな気がする。 湯浅記者の追悼文では尾道三部作を「大量消費に突き進む『日本の敗戦後を問い直した』もの」と論じた上で、大林氏が晩年に手がけた「花筐/HANAGATAMI」や遺作となった「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」に焦点を当てている。 上記の2作品は2016年、末期がんを宣告されてから完成させたもの。 「花筐」について取材した湯浅記者に、大林氏は「戦争の怖さを知っている世代として、『戦争は嫌だ』と言い続ける責務がある。がんごときで死ぬわけにはいきません」と語ったという。 また2015…

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赤旗日曜版「桜を見る会」最新スクープ

日本共産党の志位和夫委員長は、会見や自身のtwitterなどで「新型コロナウイルス問題の対応で、安倍政権に言いたいことは山ほどあるが、それらは終息後に検証する」と語っている。 共産党として、感染拡大防止のため政府与党に惜しみなく協力や提案を行う、という党のスタンスを明らかにした。 しかし当然のことではあるが、志位および共産党は、安倍政権のやることなすことに文句をつけませんということは一切ないようである。 最新の「しんぶん赤旗」日曜版4月19日号で「桜を見る会」のスクープを2・3面見開きで報じた。 取り上げているのは、悪質マルチ企業「48ホールディングス」の淡路明人元社長と安倍首相の関係。 安倍首相は国会で淡路氏について「個人的な関係は一切ない。顔にも見覚えは全くない」と答弁している。 ただ淡路氏は2016年の「桜を見る会」および前日の前夜祭に、安倍晋三後援会のバスに揺られて参加していた。 淡路氏が「友人限定」記事で「桜を見る会」や前夜祭の写真をフェイスブックに投稿したのを、赤旗日曜版編集部が複数の関係者を通じて確認。 写真も入手したらしい。 この裏を取っていくくだりは、こう言っちゃなんだが読んでいてワクワクさせる。 入手したものには、淡路氏が「桜を見る会 安倍晋三後援会」のプレートがついたバスに乗っている写真があるという。 きのう(17日)の安倍首相のコロナ問題での記者会見には「#安倍首相がんばれ」てタグのついたツイートが大量に上がったらしいね。 ネトサポが頑張…

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赤旗日曜版に堀義貴・ホリプロ社長

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版、最新の4月12日号に老舗芸能事務所ホリプロ社長で音事協(日本音楽事業者協会会長)の堀義貴氏が登場した。 テーマは新型コロナウイルスの影響により、エンターテインメント団体が自粛を国から要請されている問題について。 1面から堀社長の顔写真とともにインタビュー記事が掲載されている。 赤旗日曜版がtwitterで紹介している広告にて「ホリプロ社長 まさかの赤旗登場」と飛ばした見出しを付けている。 芸能事務所の社長が赤旗に出ること自体、20年以上日刊紙も日曜版も読んでいる私には記憶がなかった。 ましてや老舗のホリプロ社長だからな。 堀社長は自身のtwitterで「この問題では、依頼があればどこからも取材を受ける」と話している。 赤旗、というか共産党をつまはじきにしなかったこと自体、堀社長の英断と言えよう。 自粛要請によるエンタメ団体の損害額は500億円を超えるだろうと堀社長。 感染拡大防止協力のため劇団などの公演を中止したことで、移動を止めた人数はのべ5800万人とか。 これらの数字、恥ずかしながら堀社長のインタビューで初めて知った。 5800万人て、日本の人口の半分近くやんけ。 ここまでエンタメ業界が身を削ったのに、政府からは「補償どころか、ねぎらいの言葉さえありません」と堀社長。 そら怒り心頭で、赤旗にも「まさかの登場」しますわ。 堀社長の発言については、後は現物を読んでもらうとしてだ。 氏が会長を務める音事協のサイトは…

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