赤旗日曜版の「新ペンだこパラダイス」

ごぶさたしております。 日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版には連載漫画のコーナーがありますが、現在は山本おさむの「新ペンだこパラダイス」を連載しています。 山本は1990年代前半に『週刊アクション』で「ペンだこパラダイス」を連載していたので、その続編でしょうね。 長崎県に住む中学生が漫画家を目指すストーリーで、作者山本の自伝的作品と言えましょう。 赤旗日曜版最新の5月2日・9日合併号に掲載された第18回。 主人公は漫画仲間とともに、貴重な夏休みを費やして同人誌の制作にいそしんでおり、締め切り最終日のその奮闘ぶりが描かれた回です。 同人誌に参加した松原が描き上げた作品を持ってきますが、それがワラ半紙に鉛筆で仕上げたもの。 画用紙やケント紙を使わず、ペン入れもしていない松原に主人公たちは憤慨しますが、松原は悪びれずニコニコ。 ただまあ、生徒たちの帰り道にある駄菓子屋のおっさんに材を取った松原の漫画は、なかなか面白そうではありました。 前に伝えたことがあるかどうか忘れましたが、私は子どもの頃に漫画家を志した人間であります。 特に小学生の時分は「漫画家になる」と確固たる意志を持っていて、落書き帳に考え付いた漫画をよく描いていました。 ただ「ペンだこ」の主人公とは違い、中学に上がる前には漫画家の夢をあきらめました。 理由は「いくら(自分なりに)描いても絵がうまくならん、才能がない」と思ったからです。 だから私は「ペンだこ」の主人公たちが少しうらやましくもあります。 …

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『民主文学』で旭爪あかね追悼特集

『民主文学』最新の5月号にて、昨年11月に死去した旭爪あかねの追悼特集が組まれた。 そのトップを切った吉開那津子のエッセー。 吉開が担当した「創作専科」の一生徒だった旭爪は、かなりの急ごしらえで50枚ほどの小説「屋根の上に」を提出した。 作品について吉開は以下のように述懐している。 「それはいかにも急拵えの作品らしく語彙の選択も適切ではなく、文章の起伏も乱れ勝ちであった。だが、私はこの作品の主題の現代性に、圧倒されていた」 このくだりを読んで思い出したのは、ジャンルが違うが国民的漫画となった「鬼滅の刃」を生み出した吾峠呼世晴氏のことである。 吾峠氏は漫画家デビュー前、集英社の漫画賞に短編「過狩り狩り」を投稿した。 この作品は受賞にこそかからなかったものの、その作品の世界観に編集部がざわついたという。 そして吾峠氏が「過狩り狩り」に改良を加えて初の連載作品として世に出したのが「鬼滅の刃」だ。 旭爪も紆余曲折を経て「屋根の上に」を改稿し「世界の色をつかまえに」という中編に仕上げた。 宮本阿伎氏によれば、同作品は日本で初めて「ひきこもり」を主題にした小説ではないかと論じられている。 創作への想像を絶する苦闘を経て文学史、あるいは漫画史のエポックメーキングとなりうる作品を生み出した。 その一点において、旭爪と吾峠氏とに共通点がみられるのではないか…というのは、うがちすぎにも程があろうか。 旭爪の追悼特集には、横田昌則が短いエッセーを寄せている。 横田については、過去にこ…

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再び森喜朗

舌の根の乾かぬうちに…とは、よく言ったものである。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元会長・森喜朗氏がまた女性を侮辱した。 東京新聞の記事はこちら。→ https://www.tokyo-np.co.jp/article/94020 こないだの「女性は話が長い」うんたらかんたらよりは、より具体的な相手に向けた発言である。 自民党・河村建夫衆院議員のパーティーで、森氏は彼の秘書である女性をベテランという理由で「女性というには、あまりにもお年」と言った。 石原慎太郎かよ。 そんな話を聞くと、森さんも男性というにはあまりにもお年ですよねと言いたくなってしまう。 森氏は河村氏の議員室の前を通ると、その女性秘書から「森さん、ちょっといらっしゃい」と呼び止められ「ああだこうだ」と注意を受けたらしい。 この経験があったから森氏は「女性は話が長い」と言ったのかね、と邪推の一つもしてしまう。 だからといって当然ながら女性議員に責任はなく、森氏が陰険だねって話になるが。 いずれにせよ国民の一人としてうんざりさせられたので、自民党は森氏を処分してほしい。 ないものねだりだろうが。

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赤旗日曜版に鴻上尚史さん

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の最新号、3月21日号に作家・演出家の鴻上尚史さんが登場した。 カラーの3面にて、佐藤直樹氏との共著『同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか』(講談社)の宣伝で、板倉三枝記者のインタビューに応えている。 「しんぶん赤旗」30年弱の読者である私の記憶によれば「小劇場界の神様」と呼ぶべき実績を持つ鴻上さんが赤旗に出演したのは、今回が初めてではないかと思う。 私自身、鴻上さんの赤旗出演は驚きであった。 なぜかと言うと、共産党関係者の人づてに「鴻上尚史は共産党嫌いらしい」て噂話を聞いたことがあったもので。 鴻上さんがこの記事を読んだらガッカリすること請け合いなので、そうなったら謝罪する所存である。 こんな場末のブログを目にすることはないだろうが。 インタビューは4年前に上梓(じょうし)したベストセラー『不死身の特攻兵』(講談社)に言及しつつ、戦時中の国防婦人会と隣組、そして現代のネットと同調圧力のシステムの移り変わりを解説。 私が感心したのは、以下の鴻上氏の告白である。 「『赤旗』に載ると、保守の人たちに攻撃されるかもしれない。それでも出ることにしたのは、同調圧力は、右も左も関係ないのだと伝えないとヤバい、と思ったからなんです」 このくだりを読んで、私は上記にあった「鴻上は共産党嫌い」という風評が、頭からパアッと消えた気がした。 こんな書き方をすると「アベノマスク」を思い起こすけど。 インタビューの後半は、1950年代後半の勤評闘争…

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赤旗日曜版に土井善晴さん

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の最新号3月14日号に、料理研究家の土井善晴さんが登場した。 政治学者・中島岳志氏との対談本『料理と利他』(ミシマ社)の宣伝でインタビュー出演し「料理を哲学する」ことへの持論を語っている。 土井先生と言えば「一汁一菜」を提案していることで有名だが、その極意を改めて詳細に述べているのも、今回のインタビューの魅力であろう。 ぜひとも興味のわいた方は、日曜版の現物を購読して堪能してほしい。 個人的に土井先生は現在、日本で一番著名な料理評論家だと思う。 レギュラー放送は終了したが、バラエティー番組「着信御礼!ケータイ大喜利」(NHKテレビ)にも複数回ゲスト出演し、その優しくて理知的な人柄は多くの人が知るところである。 共産党支持者の私は「土井先生、いつか赤旗に出ないかな…」と考えることがしばしばあったが、今回それが叶って、うれしいというより驚きの方が先に来ている。 まあ「しんぶん赤旗」って、昔から著名な料理研究家が出演していたからね。 村上昭子さん、小林カツ代さん、杵島直美さん、森野熊八さんなどなど。 土井先生も、そうした赤旗の「実績」に信頼するものがあったから、インタビューに応じてくれたのかなと考えている。 つながりができたということで、今後はぜひ土井先生に赤旗日曜版最終面の料理記事連載「きょうの一品」にもご登場願いたいと思う。

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ブログのデザインを変えました

まあ、見ての通りです。 これまで全体的に黒いデザインだったので、今度は白が基調のやつにしました。 画像を入れるスペースが目立つので、今後は画像もちょこちょこ入れていくかな。

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赤旗日曜版に辻真先さんロングインタビュー

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版、最新の2月28日号。 最終36面の草彅剛さんのインタビュー「ひと」が印象的だが、11面には作家・辻真先さんが登場している。 およそ3~5回に分けて載せるロングインタビュー企画「この人に聞きたい」の2回目だ。 私にとって辻さんと言えばアニメの脚本家というイメージだ。 たとえば「サザエさん」は加藤みどりのタイトルコールの後にスタッフがテロップで紹介されるが、脚本担当の欄に辻さんの名前が出ていたのを覚えている。 もっとも辻さんは私が生まれるずっと前から売れっ子作家で、第2回では生まれ育った名古屋での子ども時代、名古屋大学卒業後に入局したNHK時代を振り返っている。 辻さんがテレビ草創期のドラマ「バス通り裏」のスタッフだった頃を語っているが、読んでいて声を出して笑ってしまった。 こんなん今の時代にやったら即炎上。 どういう内容かは、お手数だが現物を購入して確認していただきたい。 辻さんは国政選挙とかで「日本共産党に期待します」的なコメントを寄せてくれる著名人の一人である。 私も「赤旗」(当時の「しんぶん赤旗」の呼称)読みだして間もない大学時代、辻さんの名前を見つけて「へー、共産党支持してくれてるのか」と驚いた記憶。 ただ少年時代は軍国主義教育を受けた影響で共産党にはアレルギーがあったのだとか。 戦後になって共産党にもいろいろな党員がいると知り、考えを変えたという。 ちなみに辻さんの父親は自民党衆院議員の辻寛一氏だ。 第3回以降の…

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旭爪あかねさんの詩「こんなときこそ」

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」14日付は、ある種異色の紙面と言ってよかろう。 最終14面、昨年11月に亡くなられた作家・旭爪あかねさんの詩「こんなときこそ」を掲載している。 その全文は、赤旗の公式サイトで読むことができる。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-02-14/2021021414_01_0.html いつ書かれた詩なのかは不詳であるが、詩の内容から察するに、おそらく昨年4月に発令した新型コロナの緊急事態宣言のさなかに書かれたのではとみている。 読む側としては「旭爪さんが亡くなる数カ月前の作品か…」と身構えてしまったが、その筆致はむちゃむちゃ生命力があるんだよね。 新型コロナの感染拡大という未曽有(みぞう)の事態においても、市民が声を上げて少しずつでも政治は前に動いてきた。 だから病床にある私も希望を持って生きてみせる…そういう揺るぎない決意が詩の一片一片から伝わってくる。 読み返してみて、旭爪さんがこの世を去ったことをにわかに疑ってしまう自分がいた。 でも現実は、旭爪さんはもういない。 そのことをかみしめて、改めて社会を変える一員であらねばならない…そう思っている。 「こんなときこそ」は、茨木のり子の詩「六月」が引用されている。 民主文学を代表する小説家として名を残した旭爪さんだが、詩人である茨木に惜しみないリスペクトが随所にちりばめられている。 そうした要素も含めて、素人考えで非常に恐縮だが「こんなと…

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東北新社とジャパンライフ

菅義偉首相の息子さんが東北新社とよろしくズブッていたという件での、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」8日付記事。 URLはこちら。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-02-08/2021020802_03_1.html 菅首相は通常国会にて息子氏とは「別人格」だと無関係を強調していたが、上記の赤旗記事の最後の一文でこうある。 しかし、長男は首相が総務相時代、総務大臣秘書官を務め、今は創業者親子が首相に献金するなど関係の深い企業に勤務しています。 大臣である父親の秘書官を息子が務める。 この関係ってどっかで聞いたことあるなと思えば、それこそ首相の前任者である安倍晋三氏だ。 あの人、おとっつあんの晋太郎氏が外務大臣やっていたとき秘書を担当していましたね。 ほんで父親について訪米した際、一緒のメンバーにいたのが当時のジャパンライフ会長。 晋三氏とジャパンライフ会長は、その後「桜を見る会」まで長く続く関係をお持ちでしたな。 いやあ、菅首相の息子氏と東北新社の関係にそっくりだわ。 しかしあれだな。 世襲政治家でない点は菅首相が安倍晋三氏と違うというアピールポイントだったと思うが、少し調べれば「そういう点」まで継承していたというね。 まあ自民党所属すっとね。 朱に交われば…てやつでしょうか。 とりあえず菅首相を「たたき上げ」だと持ち上げたメディアは悔い改めてください。

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新宿ベルク問題は現代の怪談である

雑誌『映画秘宝』の公式twitterアカウントが、一般女性に恫喝まがいのDMを送って騒動になりましたね。 スポニチ記事のURLはコチラ。→ https://news.yahoo.co.jp/articles/368f3d8655b148d652789cf277992820661598de この件を聞きつけて、私はあれを思い出しましたよ。 2018年秋に起きた新宿ベルクの問題。 ベルクの店内が分煙していないとつぶやいた女性・fさんのアカウントに店長が長文を送り付けたやつです。 問題の経緯は、fさん自身がブログ記事にまとめています。→ https://ftheminion.hatenablog.com/entry/2018/10/18/085104 リアルタイムで私もこの騒動を眺めてはいましたが「すげえ不可解だったな」という印象しかねえなあて感じですわ。 発端はベルクがこのご時世に分煙もろくにせず受動喫煙を野放しにしていた点だと思うのですが、店側に加勢してfさんに敵対する人たちは「クソフェミ」「クソフェミ」てわめきちらしていましてね。 女性のfさんが「店長は男性にはこんなことしないんでないの?」と呈した疑問に、ベルクに加勢する人々は「店長を女性差別者扱いするのか!!」と噴き上がって「クソフェミ」言うようになりましたな。 ちなみに私はご承知のように男性ですが、ベルク騒動に一言二言ツイートしている間に、直接絡んだことのない店長にブロックされていましたわ。 確か副店長が先に私をブ…

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阪神・淡路大震災26周年に思う

既に日付は変わったが、きのう1月17日は阪神・淡路大震災の26周年の日であった。 当時、現地の惨状をテレビで見て呆然(ぼうぜん)とした人は、私を含めて多いであろう。 私は大学生だったが「何かしなきゃいけない」と立ち上がる共産党員の学友に呼応して、募金の呼びかけ活動に参加した。 共産党の清水ただし衆院議員は、阪神・淡路大震災のボランティア活動をきっかけに入党している。 四半世紀以上がたった阪神・淡路大震災だが、決して過去の問題ではない。 「しんぶん赤旗」17日付の記事では、依然として災害復興住宅の孤独死が耐えないことを報じている。→ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-01-17/2021011701_02_1.html 新型コロナ対応に無為無策の菅自民党政権、および吉村維新大阪府政を見るだに、もし再び阪神・淡路大震災のような大都市を襲う地震が発生したらと考えるとぞっとするものがある。 このような惨禍は二度と繰り返さないためにも自公維政治にノーを厳然と突きつける必要があると、阪神・淡路大震災26周年に思う。

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赤旗の坂本龍一さんインタビュー

「しんぶん赤旗」1月3日付に、1面トップで坂本龍一さんのインタビューが掲載された。 ビッグネームの登場に共産党支持者であり、赤旗読者の私は心が躍ったが、インタビューのあるくだりを読んで正直言ってゲンナリしたってのがある。 坂本氏が「共産党が党名を変えたら支持率は格段に上がると思う」と言っているところね。 坂本氏本人は党名にアレルギーがないが、アレルギーを持つ人は多いだろうから…て付け足しているのが、発言に保険をかけているようで特にひっかかったなあ。 共産党には期待するからこう言っている…みたいな感じでそのくだりは結んでいたが。 共産党員のみならず、後援会員とか共産党と深い結びつきのある人なら一度や二度は「党名変えたら」と言われたことがあると思う。 私も共産党の街頭宣伝を手伝ったときに、知らないおっさんから「共産党は名前変えないのか」て話しかけられたことがあった。 共産党は来年創立100周年を迎える、日本どころか世界でも老舗中の老舗の政党だ。 共産党自体は今さら党名を変えて、積み上げてきた歴史をリセットすることなど検討もしないだろう。 政策は支持しているし議席を伸ばしてほしいけど、どうしても「共産党」の名前は…と思っている方は「JCP」の通称を使えばいいと私は考えるのだが、どうかね。

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2020年が終わります

今年ももう7時間ほどとなった。 一番印象に残る出来事は、やはり安倍晋三氏が首相を辞任したことかな。 検察庁法改正案が国民と野党の反対で廃案に追い込まれた。 ここを確信にすることが、来年必ず行われる総選挙で政権交代を果たすバックボーンになる。 東京都での新型コロナの1日あたり感染者数が1300人を超えた状況だが「もう自公政権および取り巻きの維新」ではどうにもならんちゅうこっちゃ。 2021年は野党連合政権を樹立する記念すべき年としたい。 ブログのアクセス解析をのぞいたら、30日までの総アクセス数が「39998」と4万直前になっていた。 たぶん現時点で4万は超えたかな。 ブログの方も来年は頑張ります。 皆さん、よいお年を。

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なかにし礼さん死去

作詞家で直木賞作家の、なかにし礼さんが亡くなった。82歳。→ https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/12/25/kiji/20201224s00041000438000c.html数々の名曲を送り出した、なかにしさんだが、私にとって彼の曲と言えば細川たかしの「北酒場」だ。幼少の頃に見た「欽ちゃんのどこまでやるの?」(朝日系)で、曲のさわりだけだが細川が毎週歌っていたから。「北酒場」と言えば、作曲を担当した中村泰士さんも亡くなったばかりである。 直木賞作家としての顔も持つ、なかにしさん。自身の「満州」からの引き揚げ体験を題材にした小説「赤い月」は映画化、テレビドラマ化された。確か「赤い月」映画化のタイミングで、なかにしさんはNHKテレビの番組に出演し、自身の体験からなる反戦の思いを語っていた。言葉を生業にする人ならではの、すごみを感じたものである。 なかにしさんは数年前、日本共産党の小池晃書記局長と「しんぶん赤旗」日曜版紙上で対談した。断られたものの、その場でなかにしさんに入党を勧めた小池にも、訃報には万感の思いがあろう。なかにし礼さんのご冥福を祈ります。

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「よしキッチン」と「ちづ子ポートレート」

「しんぶん赤旗」18日付の記事から。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-12-18/2020121814_01_1.html 年の瀬の27日に日本共産党が「JCPサポーターまつりオンライン」を開くてことで、山下芳生副委員長が企画として「よしキッチン」を収録した。 主に独り言で自公政権に怒りながら食材を刻んだり火にかけたりする山下氏の動画の特別版、といったところか。 収録せずに生配信でやればいいのに…と思ってしまったが、いろいろ難しいかね。 ケガとかされたらシャレにならんもんなあ。 記事のタイトルにある「ちづ子ポートレート」とは、私が「サポーターまつり」でやってほしい企画の一つである。 「よしキッチン」のようにもじれていなくて恐縮だが、高橋千鶴子衆院議員をメインにすえた企画の提案。 以前も記事にしたが、高橋氏は筋金入りの漫画少女だった。→ https://standingah19.at.webry.info/202002/article_7.html?1608315049 最近は菅義偉首相と自党の志位和夫委員長の似顔絵を上げて反響を呼んだ。 なのでこれこそ生配信で、即興で高橋氏が似顔絵を描くコーナーを設けてほしい。 本番まであと1週間だが「サポーターまつり」担当者の方にご一考願う。 こんな場末のブログを読んではいないだろうけど。

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『民主文学』新年号で旭爪あかねさん追悼

『民主文学』最新の2021年1月号が、このほど届いた。 11月8日に53歳で早世した作家で日本民主主義文学会(民主文学会)の元副会長である旭爪(ひのつめ)あかねさんを追悼する宮本阿伎(あき)氏の文が寄せられていた。 宮本氏の追悼文からは、旭爪さんの4年にわたる闘病生活の一端に触れることができる。 今年7月、宮本氏のもとへ届いた旭爪さんの手紙では、入院中は治療の副作用で寝てしまう日々だが「『民主文学』を1日1行は必ず読む」ことを実行していたという。 1日1行、というところでいかに厳しい治療に旭爪さんが耐えていたかが分かり、読んでいて改めて胸が詰まる思いがする。 宮本氏は、旭爪さんが初めて書き上げた長編小説「世界の色をつかまえに」について重要な指摘をしている。 ひきこもりの主人公を描いた「世界の―」だが、実は現代日本文学において「ひきこもり」を主題にしたのは同作品がおそらく初めて、という。 言われてみればそうかな。 「世界の―」が『民主文学』誌上に一挙発表された1998年てのは、確かに「ひきこもり」が社会問題化し始めた時期だったんだよね。 この作品は旭爪さん自身のひきこもり経験に基づいて書かれたものだが、彼女が民主文学会元会長の吉開那津子氏に「あなたがこれからの人生を生きるために、書き上げなければならない」と激励され、苦闘して世に出した軌跡でもある。 その成果が日本初の「ひきこもり文学」だったとするなら、旭爪さんの訃報はもっと大きく報じられても良かったなと思う。 天下のN…

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赤旗日曜版最新号で「桜を見る会」特集

東京地検が安倍晋三前首相サイドに事情聴取をしたなど、新展開を見せている「桜を見る会」問題。 一連の「桜を見る会」スクープでJCJ賞を受賞した「しんぶん赤旗」日曜版の最新12月6日号は、この問題に改めて踏み込んだ特集記事を載せている。 ちなみに1面見出しに「安倍氏"確信犯"」とあるが、私と同様赤旗日曜版読者である知人が「これ誤用ですよね」と指摘していた。 全体的に読み応えある特集なのだが、個人的に面白かった(と言うのもなんだが)のは昨年11月、あの参院予算委員会で田村智子副委員長の追及に対する安倍氏答弁のくだりである。 田村質問の元ネタとなった昨年10月13日号の赤旗日曜版スクープは「桜を見る会」前夜祭の費用補てんには触れていなかった。 田村氏も質問では前夜祭についてさらりと触れた程度だったが、安倍氏は詳しく聞かれてもいない前夜祭について「各個人がホテルに直接払い込みをしている」と答弁しとったんだよね。 まあ推理小説でも2時間サスペンスドラマでも、参考人が聞かれてもいないことをペラペラ語る場面があったら「におうな」と警察側が感じるってのがセオリーですわね。 で、こうした安倍氏の前夜祭費用補てんの説明てのは、田村質問の1週間後に行った「ぶら下がり質問」でもやっていた。 あ、あのときの話かとピンと来る人も多いだろう。 いきなり官邸詰めの記者に招集かけたやつな。 田村質問以降、桜問題に口をつぐんでいた安倍氏が急にぶら下がりをやるなんて不自然だな…と当時思ったものだが、赤旗日曜版…

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あの参院予算委員会質疑から1年と少々

前回の記事が11月23日付なので、かなり間ができてしまった。 その間に、このブログでよく話題になったあの人が再び脚光を浴びている。 その人とは、安倍晋三前首相。 「桜を見る会」の件で、東京地検から秘書らが任意の事情聴取を受けていたってやつね。 それを報じた「しんぶん赤旗」11月24日付の記事はこちら。→ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-11-24/2020112401_02_1.html 12月2日付の同紙は、桜問題を追及する法律家の会が東京地検に不起訴や略式起訴で軽くすませず、正式に起訴しておくれと要請したという記事を載せた。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-12-02/2020120201_02_1.html 思い起こせば忘れもしない、昨年11月8日の参院予算委員会。 テレビ中継していた質疑で、共産党の田村智子氏が「桜を見る会」にまつわる安倍首相(当時)の疑惑を鋭く追及したんだったな。 田村氏は一般紙の取材で「国民の力で山をここまで動かした」てなコメントをしたようだが、私も同感である。 ここまで来たら、東京地検もきっちり歴史に名を残す仕事を粛々とこなしてほしい。 それにしても、安倍首相が辞任表明した際には「お疲れさま」つってのたまっていた皆さん。 彼らは安倍首相の無実を信じていたりするのかね。 他人のふりか。

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志位和夫が委員長在任20年らしい

共同通信の報道がこちら。→ https://www.47news.jp/news/5523824.html 一応URLは紹介したが、あす24日で志位が共産党の委員長に着任してから20年を迎えるという客観的事実以外は、見慣れた共産党ネガキャン作文なので、まあ必死に読まなくていいと思う。 しかし20年か。 私が共産党支持者になったころ、志位は書記局長で、まだ国会議員でなかった。 初めて志位が国政に挑戦した1993年総選挙はまだ中選挙区制で、それでも彼が当選する確率は低いと言われていた。 その下馬評をはね返して39歳で衆院議員となった志位。 彼が不破哲三の後継で委員長職に就くのは7年後のことであった。 20年という在任期間をもっていろいろメディアは言いたがるが、志位本人の負担は想像を絶するものがあったと思う。 なにしろ委員長に就いて13年間、自党の衆参議員の数は減ることはあっても上向くことがなかったからね。 2013年の参院選で8議席の増勢をかちとって以降、志位率いる共産党は野党間で存在感を増していく。 忘れがたいのは2015年9月20日のことだ。 前日に安倍政権が安保法制の採決を強行。 返す刀で志位は「国民連合政府」構想をぶち上げ、安倍政権を倒す一致点での野党共闘を呼びかけた。 この壮大な取り組みは、2017年総選挙の「希望の党」騒動など幾多の苦難はあったが、それを乗り越えて、次の総選挙で政権交代をうかがうところまで到達した。 もちろん共闘の発展は市民と野党が手を取…

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