性暴力の刑法改正を求める署名提出

NHKのニュースで報じられた記事はこちら
署名は4万人分集まったらしく、すごいの一言に尽きる。

NHKの記事では、署名運動の経緯についてこう書かれている。

署名活動は、ことし3月、名古屋地方裁判所岡崎支部が、実の娘に性的暴行をした罪に問われた父親の裁判で「同意がなかった」という要件は満たしているものの、「抵抗できない状態につけこんだ」という要件を満たしていないとして無罪を言い渡したことをきっかけに行われました。

このニュースの一方で、ネットでは「日本共産党が性交渉の原則違法化を公約にした!」などと荒唐無稽(こうとうむけい)な誹謗(ひぼう)中傷がされているが、ひもとけば上記の署名で訴えられていることと同じ趣旨である。

日本共産党は5月に発表した諸政策の中で、以下のように訴えている。

■刑法の性犯罪規定を抜本的に改正します

 2017年の刑法改正は、性犯罪を非親告罪とするなど、長年に及ぶ関係者の尽力が実りました。しかし、強制性交等罪の「暴行・脅迫要件」が残され、性交同意年齢が13歳にとどまるなど、国際水準からは大きく遅れています。

 現行法では、「同意のない」性交=強制性交であっても、被害者が拒否できないほどの「暴行・脅迫」があった、もしくは、酒や薬、精神的支配などにより抵抗できない「抗拒不能」の状態にあったと認められなければ、犯罪になりません。

〇強制性交等罪の「暴行・脅迫要件」を撤廃し、同意要件を新設します。

〇性交同意年齢を16歳に引き上げ、子どもへの性暴力は罪を加重します。子どもが被害者の場合は時効を停止するなどの見直しを行います。

〇日本共産党は、刑法の性犯罪規定の抜本改正が必要だと考えます。同時に、幅広いみなさんが、立場の違いをこえて、知恵と力を合わせることを呼びかけます。

 14歳から実父に性交を強要され続けていた女性が19歳になって父親を訴えた裁判で、性交に同意がなかったことを裁判所が認定したものの、「抗拒不能」が認められず父親が無罪となった判決は、社会に大きな衝撃を与えました。被害者団体も、「不同意性交」を処罰する諸外国の立法にならい、同意要件を新設すべきだと主張しています。

 同意要件について、「冤罪が増える」などの批判がありますが、重要なことは、人権と人間としての尊厳を守るという立場から、性犯罪をなくし、被害者を救済するために、現行法の不備をどうするのか、知恵を出し合うことではないでしょうか。立場の違いをこえて、知恵と力を合わせることをよびかけます。


こうした文章を読んでみると、上記の署名活動のきっかけとなった「実の娘に父親が性的暴行をした」事件を念頭に置いて政策を作成したことがよく分かると思う。
共産党を批判(非難)する連中は知ったように冤罪がどうのと書いているが、その辺は共産党も織り込みずみで対応しようとしているのは上記の通りだ。

何より共産党にイチャモンをつけている連中てのは、痛ましい性的暴行を解決する気があるのかどうか。
もしおのれなりの解決策があるというなら、ぜひご高説賜りたいところだが、まあないだろう。
共産党にイチャモンをつけたいだけだからね。
ともあれ、共産党のこうした政策提案の取り組みが、性暴力問題の解決を後押しするものとなれば支持者の一人として幸いである。

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