赤旗日曜版で木村花選手の事件を特集

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版、最新の6月14日号。
32・33面の見開き特集で、リアリティーショー番組「テラスハウス」出演者でプロレスラーの木村花選手が自殺した件を取り上げていた。
#KuToo呼びかけ人で俳優の石川優実さん、弁護士の太田啓子さんと佐々木亮さんが登場し、それぞれ見解を述べている。

石川さんは木村さんの死を「人ごととは思えません」と第一声で語っている。
石川さんのtwitterのリプ欄を見れば分かるが、彼女自身も深刻な誹謗中傷の被害者である。
コメントでは、中傷を「受け流せ」と言われることにも言及。
言っている当人は善意のつもりなんだろうなと私は思うが、石川さんは「そのこと自体が被害者に責任を負わせ、誹謗中傷を助長します。二次被害を生む加害行為です」とはっきり指摘した。
SNSでの誹謗中傷という問題を解決する上で、大事な視点だと思う。

太田弁護士は、自身もネットに膨大な中傷を書き込まれた経験を語り、その上で「性差別への批判を攻撃、中傷するというのは、それ自体が露骨な女性蔑視です」と語っている。
思い出すのは「宇崎ちゃんは遊びたい」の献血ポスターの件だな。
漫画キャラの宇崎のバストを露骨に強調した絵を公的なポスターに使用するのはいかがなものか…という指摘を外国人男性がツイートした。
太田弁護士は同調する形でそのツイートをRTしたのだが、なぜか誹謗中傷は外国人男性でなく、彼女に集中したというね。
太田弁護士はアムネスティ・インターナショナルの実態調査に触れ、twitterが「女性にとって有害(toxic)な場所」と名指しされていることを指摘している。

佐々木弁護士も、かつて「大量懲戒請求」という形でSNS上の膨大な誹謗中傷を受けた一人であるが、コメントは「実際に誹謗中傷を受けたとき、どうすればよいか」という実地的なアドバイスに比重が置かれている。
「法的措置のためには、誹謗中傷した人物がどこの誰かという特定が必要です」と佐々木弁護士。
「ログ(通信履歴)の保存期間に制限があるため、スピードが必要」「個人での請求は難しいので、弁護士への依頼が不可欠」とアドバイスは具体的だ。
加えて「弁護士を通じて、過去の事例を示し、『あなたのやっていることは法に反します。ただちにやめなさい。そうでなければ法的措置をとります』と通告するといいと思います」と語っている。
それでも誹謗中傷が続くなら悪質ということで、裁判で損害が認められやすいと佐々木弁護士。
これは誹謗中傷を受けている被害者にとって、非常に有効なレクチャーだと思う。

木村選手の痛ましい死に悲しむ人々は、ぜひとも赤旗日曜版に目を通してもらい、事件の再来を許さないための一歩を踏み出してほしいと願う。

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