再び森喜朗

舌の根の乾かぬうちに…とは、よく言ったものである。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元会長・森喜朗氏がまた女性を侮辱した。 東京新聞の記事はこちら。→ https://www.tokyo-np.co.jp/article/94020 こないだの「女性は話が長い」うんたらかんたらよりは、より具体的な相手に向けた発言である。 自民党・河村建夫衆院議員のパーティーで、森氏は彼の秘書である女性をベテランという理由で「女性というには、あまりにもお年」と言った。 石原慎太郎かよ。 そんな話を聞くと、森さんも男性というにはあまりにもお年ですよねと言いたくなってしまう。 森氏は河村氏の議員室の前を通ると、その女性秘書から「森さん、ちょっといらっしゃい」と呼び止められ「ああだこうだ」と注意を受けたらしい。 この経験があったから森氏は「女性は話が長い」と言ったのかね、と邪推の一つもしてしまう。 だからといって当然ながら女性議員に責任はなく、森氏が陰険だねって話になるが。 いずれにせよ国民の一人としてうんざりさせられたので、自民党は森氏を処分してほしい。 ないものねだりだろうが。

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赤旗日曜版に鴻上尚史さん

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の最新号、3月21日号に作家・演出家の鴻上尚史さんが登場した。 カラーの3面にて、佐藤直樹氏との共著『同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか』(講談社)の宣伝で、板倉三枝記者のインタビューに応えている。 「しんぶん赤旗」30年弱の読者である私の記憶によれば「小劇場界の神様」と呼ぶべき実績を持つ鴻上さんが赤旗に出演したのは、今回が初めてではないかと思う。 私自身、鴻上さんの赤旗出演は驚きであった。 なぜかと言うと、共産党関係者の人づてに「鴻上尚史は共産党嫌いらしい」て噂話を聞いたことがあったもので。 鴻上さんがこの記事を読んだらガッカリすること請け合いなので、そうなったら謝罪する所存である。 こんな場末のブログを目にすることはないだろうが。 インタビューは4年前に上梓(じょうし)したベストセラー『不死身の特攻兵』(講談社)に言及しつつ、戦時中の国防婦人会と隣組、そして現代のネットと同調圧力のシステムの移り変わりを解説。 私が感心したのは、以下の鴻上氏の告白である。 「『赤旗』に載ると、保守の人たちに攻撃されるかもしれない。それでも出ることにしたのは、同調圧力は、右も左も関係ないのだと伝えないとヤバい、と思ったからなんです」 このくだりを読んで、私は上記にあった「鴻上は共産党嫌い」という風評が、頭からパアッと消えた気がした。 こんな書き方をすると「アベノマスク」を思い起こすけど。 インタビューの後半は、1950年代後半の勤評闘争…

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赤旗日曜版に土井善晴さん

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の最新号3月14日号に、料理研究家の土井善晴さんが登場した。 政治学者・中島岳志氏との対談本『料理と利他』(ミシマ社)の宣伝でインタビュー出演し「料理を哲学する」ことへの持論を語っている。 土井先生と言えば「一汁一菜」を提案していることで有名だが、その極意を改めて詳細に述べているのも、今回のインタビューの魅力であろう。 ぜひとも興味のわいた方は、日曜版の現物を購読して堪能してほしい。 個人的に土井先生は現在、日本で一番著名な料理評論家だと思う。 レギュラー放送は終了したが、バラエティー番組「着信御礼!ケータイ大喜利」(NHKテレビ)にも複数回ゲスト出演し、その優しくて理知的な人柄は多くの人が知るところである。 共産党支持者の私は「土井先生、いつか赤旗に出ないかな…」と考えることがしばしばあったが、今回それが叶って、うれしいというより驚きの方が先に来ている。 まあ「しんぶん赤旗」って、昔から著名な料理研究家が出演していたからね。 村上昭子さん、小林カツ代さん、杵島直美さん、森野熊八さんなどなど。 土井先生も、そうした赤旗の「実績」に信頼するものがあったから、インタビューに応じてくれたのかなと考えている。 つながりができたということで、今後はぜひ土井先生に赤旗日曜版最終面の料理記事連載「きょうの一品」にもご登場願いたいと思う。

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