維新がすんなり引き下がるわけもなく

最近、大阪の話ばかり記事にしてしまうが。 大阪市廃止を問う住民投票が反対多数となり、吉村洋文府知事などは「僕自身はもう都構想を持ち出さない」てな発言をしていた。 「僕自身は」に引っ掛かった部分もあるが、これを聞いた当初は(わりとあっさりした態度だな)と思った。 実際、私の周囲で大阪市存続に喜んだ人も同様の感想を持っていた。 もちろん、あの維新があっさり引き下がるなどと考えられなかったのだが。 嫌な予感は当たった。 しかし、こうも早く仕掛けてくるとはね。 引退宣言をしていた松井一郎市長が「都構想を否決されたときの対案」として、広域行政の権限を知事に移す「広域一元化」を条例として制定すべく、来年の2月議会に持ち出す予定だと表明した。 「しんぶん赤旗」6日付記事のURLはこちら。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-11-06/2020110617_02_1.html 最初から維新の連中は、住民投票の結果に従うつもりなどさらさらなかったようだ。 どこまで市民を愚弄すれば気がすむのかね。 しかし大阪市を存続させる状態で、市の権限と財源を府に吸い上げるなんてやり口はもはや「都構想」関係ないんじゃないの。 そのへんの、維新の連中の「対案」とやらで浮かび上がる矛盾を突く取り組みを徹底させて、三たび大阪市つぶしの亡霊を葬り去るしかない。 それにしても、宮本百合子は生前の随筆だったと思うが「平和は眠りを許さない」て言葉を残していた。 …

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大阪市存続、でも腹が立つ

皆さんご承知のように、大阪市廃止を問う「都構想」住民投票は反対多数となり、否決された。 正直なところ、ここ半年近いマスコミの維新持ち上げや公明党の加勢、世論調査でも投票1週間前までは賛成派が優位を保っていたので「今回は否決できないかも」という不安があった。 しかし現地での草の根の市民の奮闘が実り、ふたを開けてみれば投票率は前回より下がったが、票数の差を1万7000票(前回は約1万票差)にまで広げての反対多数となった。 現地での昼夜を分かたぬたたかいには、深い敬意を表する。 ただまあ、投開票から一夜明けて以降の状況は正直言って腹立たしいものがある。 テレビには橋下徹氏が出まくってしゃべりまくっているからだ。 住民投票はスポーツの勝敗と違うものだから単純に比較はできないが、プロ野球で言うたらクライマックスシリーズや日本シリーズで負けたチームの監督がスポーツニュースに出まくるようなもんでないの。 今回の住民投票の結果は、市民を深刻に分断した維新のやり口が2度にわたって否定されたということでもある。 なのに橋下にペラペラ言いたい放題させるメディアには、否決の余韻を消されたようで不愉快極まりないものを覚える。 何だか安倍晋三氏が首相を辞めるときに「お疲れさま」コールをメディアで呼びかけられたのを思い出すわ。 しかしまあ、これが賛成多数で大阪市消滅となっていたら今回の何倍も橋下、松井、吉村がメディアに出まくっているんやろうなあ。 それを思えば住民投票否決という「勝利」にまさる良薬…

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「大阪都」構想住民投票

きょうが投票日である。 維新の連中が盛んに振りまいた「大阪都」なるものは幻想でしかなく、もし住民投票が賛成多数となれば130年の歴史を持つ「大阪市」が5年後に消滅する事実だけが残る。 年数で言うたら、140年続いた鎌倉幕府が消滅するようなものかもしれない。 住民投票は従来の普通選挙と違い、投票日も賛成・反対を呼びかけることができる。 ただ私は嫌な予感がしている。 おそらく当日はマスコミが出口投票の調査をすると思う。 出口投票で賛成多数という結果が出れば、昼のニュースで大々的に「都構想実現へ」と報じられるのではないか。 そうなったら、街頭や電話で反対を呼びかける人たちも歯がみをしつつ、その状況にそった訴えをするのだろうが。 もし住民投票で大阪市消滅となれば、私を含めた反対派が今後訴えるべきは、維新を政治の場から葬り去ることであろう。 一つの都市をつぶすだけにとどまらず、その都市が130年もの間にはぐくんできた文化をないがしろにする。 そして「市」を奪われた住民にはコスト増による住民サービス低下を押しつける。 それがいかに犯罪的であるか、維新にはその政治的命脈を絶つことによって報いを受けてもらおう。 もちろん他の大都市にも廃止を問う住民投票を広げようなどという動きは、言語道断である。 勝っても負けても、大阪市廃止に抗してきた私たちにやるべきことは山ほどあるのだと思う。 ぜひとも、大阪市廃止賛成派より1票でも多く反対票が投じられる結果であってほしい。

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「動物のお医者さん」は笑えるがイソジンは笑えないよね

きのうの晩、twitterをいじっていたら速報として吉村大阪府知事と松井大阪市長の記者会見を伝えるツイートが出回っていた。 ご存じイソジンの件である。 ツッコミどころが満載すぎる話だが、私は「イソジンがコロナの重症化を防ぐ」とやらの根拠となるサンプルが41人と聞いて思わず「動物のお医者さん」(白泉社)に収録したエピソードを思い出した。 言わずと知れた、大学の動物病院を舞台にした佐々木倫子の名作漫画である。 主人公ハムテルの相方、二階堂は研究論文の作成でピンチに陥っていた。 猫に付着する細菌をテーマにしていたのだが、全くサンプルが集まらない。 長老の大学教授の思い出話を基に、ハムテルと二階堂は、猫が水を飲みに集まるという「猫の泉」を探索。 何とか発見し、集まっていた猫の脇を綿棒でぬぐうという作業を二人して生傷をこさえながら行い、30匹分のサンプルを集めた…という話だ。 維新の連中のイソジン話を聞いて、それを思い出したのである。 二階堂の話には続きがある。 後日学会があり、二階堂は例の研究成果を発表した。 質疑応答で、あるベテラン教授が「サンプルが少ない」と研究内容に疑問を呈する。 この教授はハムテル、二階堂の恩師である漆原教授のライバルであった。 ライバル教授の横やりに漆原教授は敢然と反論するが、結局つかみ合いのけんかになるというオチ。 初見のとき、私はこの展開に笑わせてもらったものだ。 しかし今回の維新のイソジン会見には、ちょっと笑う気が起きない。 感染…

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歌舞伎町ではしゃいだ高井崇志とメモを取った志位和夫

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日刊紙4月22日付の1面。 志位和夫委員長と田村智子政策委員長が、東京・新宿の歌舞伎町で調査に行った記事が載っている。 URLはこちら。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-04-22/2020042201_02_1.html 歌舞伎町っていうと、あの立憲民主党を除籍された衆院議員の高井崇志氏をいやがおうにも思い出す。 当然だが、志位と田村が歌舞伎町に来たのは遊興のためではなく(こんな断りを入れるのもバカバカしいが…)、新型コロナウイルス問題の調査のため。 現地のクラブ、スナックの経営者と懇談し、国や東京都からの休業要請による生業への影響について話を聞いたのである。 経営者からは、家賃の補助など休業に伴う補償といった要望が出された。 彼らの言葉を委員長の志位は自らメモを取り、こう激励したと記事で書かれている。 「家賃など固定費は国が肩代わりすべきです」 「居酒屋やスナックなどは庶民の文化、人情をつなげる場であり、いやしの場です。この灯を消さないために継続的な補償を政府に求めていきます。コロナ禍が終わったら、よい社会になるように、ご一緒に頑張りましょう」 どうよ。 これも今さら強調するまでもないが、高井とかいうゴミとはレベルが違うな。 同じ歌舞伎町に来ておきながら、緊急事態宣言の下で働く人々の悩みに耳を傾けることなく、おのれの欲望を垂れ流しただけだった高井。 「コロナ禍が終わっ…

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陰謀論者はきょうも不気味です

twitter(@sledgekawasaki)のタイムラインに流れてきたemoさん(@hkemo1)のツイート群。 京都市長選予定候補の福山哲郎氏のビラを配っていたemoさんに見た目60代の男性が近づいてきて、低音で「共産党と自民党はつながっている」とつぶやいたという。 まあ「ネットde真実」の陰謀論者の類だろうなあ。 よく分からないのは、その男性の直後の行動。 emoさんが「はあ?」と聞き返すと、その場を立ち去ったという。 説明なしかよ。 自分の発言の真意を伝えたい、それを周りに広げてほしいという考えがないのかね。 まあ説明しろと聞いたところで、できないだろうが。 陰謀論者に共通した特徴なのかね。 いずれにせよ、陰謀論者とはネットでもリアルでも付き合うだけムダということで。 しかしemoさんへのリプで「その人、維新支持者じゃないの?」という感想が多いのが興味深かった。 大阪では「自民党と共産党はつながっている」て言う維新支持者が多いらしい。 なんだか維新支持者が陰謀論者の集まりのように思えて笑える。

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