再び森喜朗

舌の根の乾かぬうちに…とは、よく言ったものである。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元会長・森喜朗氏がまた女性を侮辱した。 東京新聞の記事はこちら。→ https://www.tokyo-np.co.jp/article/94020 こないだの「女性は話が長い」うんたらかんたらよりは、より具体的な相手に向けた発言である。 自民党・河村建夫衆院議員のパーティーで、森氏は彼の秘書である女性をベテランという理由で「女性というには、あまりにもお年」と言った。 石原慎太郎かよ。 そんな話を聞くと、森さんも男性というにはあまりにもお年ですよねと言いたくなってしまう。 森氏は河村氏の議員室の前を通ると、その女性秘書から「森さん、ちょっといらっしゃい」と呼び止められ「ああだこうだ」と注意を受けたらしい。 この経験があったから森氏は「女性は話が長い」と言ったのかね、と邪推の一つもしてしまう。 だからといって当然ながら女性議員に責任はなく、森氏が陰険だねって話になるが。 いずれにせよ国民の一人としてうんざりさせられたので、自民党は森氏を処分してほしい。 ないものねだりだろうが。

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杉田発言を口頭注意で収める下村博文氏の過去

少し更新をさぼってしまって申し訳ないが、前回の記事の続きみたいなものである。 前回記事はこちら。→ https://standingah19.at.webry.info/202009/article_7.html 自民党の杉田水脈衆院議員の暴言には燎原(りょうげん)の火の如く怒りが広がっている。 「しんぶん赤旗」9月30日付は婦団連の抗議行動を報じた。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-09-30/2020093005_01_1.html 杉田氏の議員辞職を求める署名も10万人以上集まったという。 その怒りの行動をあざ笑うかのような挙に出たのが、自民党政調会長の下村博文衆院議員。 何と口頭注意ですませた。 処分ですらない。 時事通信の記事はこちら。→ https://www.jiji.com/jc/article?k=2020093001108&g=pol ここで思い出すべきは、下村氏の過去の言動であろう。 2年前、テレビ朝日女性記者に対する福田財務事務次官のセクハラ事件。 下村氏がこの件でこう暴言を吐いたことを当時の「しんぶん赤旗」が報じていた。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-04-23/2018042301_03_1.html 以下は記事の全文である。 自民党の下村博文元文科相(衆院議員)は22日、都内で行われた講演会で、福田淳一財務事務次官によるテレビ…

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菅首相には杉田氏を議員辞職させる「仕事」をぜひ

自民党の杉田水脈衆院議員が暴言を吐いた。 性被害についての会議で「女性はいくらでもうそをつく」てやつ。 共同通信の記事はこちら。→ https://news.yahoo.co.jp/articles/22f05ed506f499a6a1961c874ce090d4cf61febd 氏の暴言と言えばLGBTへの「生産性がない」が有名だが、日本軍「慰安婦」をはじめとしたジェンダー研究にも誹謗中傷を浴びせ、名誉棄損で訴えられてもいる。 裁判の口頭弁論を伝えた「しんぶん赤旗」の記事は、こちら。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-12-15/2019121515_02_1.html 杉田氏は伊藤詩織氏からも訴えられているよね。 杉田氏の今回の暴言てのは自身が複数の件で訴えられた言動と地続きなものであり、またおのれのこれまでの発言の何が問題か分かっていないことの表れだと思う。 日本共産党政策委員長の田村智子氏は記者会見で、杉田氏に「怒りを抑えられない」とまで憤った。 てわけで、自身の内閣を「仕事人」に例える菅義偉首相におかれましては、ぜひとも自民党総裁として責任を持って杉田氏を議員辞職させるという「仕事」を遂行してほしい。

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ナイナイ岡村はジェンダーを更生プログラムとして学ぶべき

ナインティナインの岡村隆史が、ラジオ番組「オールナイトニッポン」で、新型コロナウイルスにかこつけて女性差別の暴言を吐き捨て、炎上した件。 「しんぶん赤旗」4月28日付のコラム「潮流」でも批判的に取り上げられた。→ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-04-28/2020042801_06_0.html 私は岡村本人の番組降板はもちろん、先の暴言をそのまま放送したスタッフも更迭されるべきだと考えていた。 しかし岡村の謝罪を生放送した直近の回では、矢部浩之が出演して相方への「公開説教」を行ったという。 まずそれを聴いてげんなり来た。 公共の電波に乗せて相方の説教を聞く岡村の姿をアピールし、これで手打ちとする予定調和を感じたからだ。 そうなると結局、不祥事を起こした岡村やスタッフの責任は有耶無耶となる。 矢部の説教は多くの共感を得たそうだが、岡村に結婚を勧めるくだりがあったと聞いて鳥肌が立つ思いがした。 twitterでも批判の声は多い。 それに反論する連中は「切り取りだ」と言っているみたいだが、yahooニュースの記事では矢部の発言を以下のように抜粋している。 → https://news.yahoo.co.jp/byline/murakamireiko/20200501-00176377/ 結婚したら? どう? もうなんか、これをきっかけにといったら傷ついた方々に申し訳ないですけど、チャンスをもらったと思って。 勘…

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「だったら結婚しなくていい」

通常国会での国民民主党・玉木雄一郎氏の代表質問にて、夫婦別姓問題について問うた際に見出しのようなヤジが飛んだらしい。 玉木氏によると、ヤジは自民党席の女性議員が発したものだという。 このブログでは玉木氏にいろいろツッコミを入れることが多いが、この件に関してはGJと言わざるを得ない。 よく聞き分けていたなという点で。 ヤジを報じたFNNの記事はこちら。→ https://www.fnn.jp/posts/00430805CX/202001221917_CX_CX 声の主は杉田水脈衆院議員と、複数の証言があるという。 またあいつか。 この話を最初に聞いたときはツイートで「有力」と書いたけど、記事中では事務所に聞いたら「確認中」だって。 じゃクロだな。 違うなら「事実無根だ」くらいは言いそうだし。 まあヤジとは別に杉田のこれまでの姿勢ってのは、いつかの党首討論番組で夫婦別姓に「×」をつけた安倍晋三のトレースにすぎない。 「結婚しなくていい」のヤジは、安倍の心の中の発言と言ってよかろう。 桜にカジノと問題山積で、ジェンダーも世界から異常に立ち遅れている安倍政権には、この通常国会でトドメを刺してやりましょうや。

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「しんぶん赤旗」もジェンダー平等へ前進

日本共産党第28回大会が終了した。 綱領一部改定案、第1決議案、第2決議案が豊かな討論を経て全員一致で採択されたなど画期的な大会となった。 しかし今回テーマにするのはちょっと地味な話題かもしれない。 28回党大会では、中央委員会の新たな機構と人事が発表された。 党三役や常任幹部会、幹部会、中央委員、准中央委員は大会中にライブ中継でアナウンスされたが、閉会日翌日の19日付「しんぶん赤旗」で新たな「中央機関紙編集委員会」の体制を発表している。 編集委員会とは、要するに赤旗日刊紙と日曜版を編集する中枢にいるメンバーのことですな。 共産党公式サイトの機構と人事のページによると、総勢24人。 その中で女性の委員は6人いる。 前回から委員を務めていた4人がそのまま再任され、新任2人が加わった。 人数は1.5倍化したということ。 割合で言えば、前回は23人中4人が女性だったが今回は24人中6人が女性。 17.4%から25%へ7.6ポイント上昇させた。 今大会でジェンダー平等の実現を方針に大きく掲げ、その一環として女性の幹部登用を進めていくとした共産党。 昨年の統一地方選で女性候補者4割超えにはまだ遠いが、中央委員会の人事は大事な一歩を踏み出していると思う。 それを実感させる中央機関紙編集委員会の人事だ。

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